三井金属エンジニアリング(MESCO)<1737、株価 - チャート>が22日、14年3月期連結業績と年間配当予想を上方修正した。通期連結営業利益予想を前期比7.1%減の9億6000万円に引き上げた。従来予想は同29.3%減の7億3000万円。エンジニアリング事業の非鉄金属および金属加工関連工事の受注が好調なほか、工事原価や販管費の削減などが寄与し、減益幅が従来予想よりも縮小する。

9月中間期連結は一転黒字となり、営業利益は前年同期比17.3%増の1億6300万円となったもよう。従来予想は1億7000万円の赤字だった。

期末一括の年間配当予想を30円(普通配当25円、記念配当5円)に引き上げた。従来予想は23円(普通配当18円、記念配当5円)。前期実績は普通配当26円。

22日終値は75円高の660円。