三菱ケミカルホールディングス<4188、株価 - チャート>が22日、13年9月中間期(4-9月)の連結業績予想の修正を発表。一部石油関連製品市況の悪化で売上高と営業利益予想を引き下げた。
9月中間期予想で、MMA(メタクリル酸メチル)ほか一部石油化学関連製品の市況および需要が、前回発表時の想定を下回ると見込まれることから、売上高を1兆6600億円から1兆6110億円(前年同期比5.3%増)、営業利益を570億円から515億円(同25.3%増)に引き下げた。一方で、医薬品事業におけるレミ-ケード仲裁に係る過年度分供給価格精算などの収益や下期に想定していた関係会社株式の売却益を前倒しで特別利益に計上することなどから、純利益予想を145億円から275億円(同8.3倍)に引き上げた。
14年3月期予想については、今後詳細を確認したうえで、9月中間期決算発表時に見直しを実施するとした。
22日終値は10円安の459円。