子作りには、7~8時間睡眠が効果的―韓国研究

毎日元気に働くためにも、睡眠の大切さを実感している人は多いと思いますが、多くの医師から推奨されているのが、7~8時間睡眠。心血管疾患や肥満のリスクを減らし、脳変性疾患の予防にも効果があるとされていますが、最近の研究から、新たな効果が発見されました。

韓国のインジェ大学の研究によると、7~8時間睡眠を取り、毎朝同じ時間に起きる女性は、妊娠するチャンスが高いことが分かりました。研究の中で、体外受精をした女性656人を対象に調査を行ったところ、7~8時間睡眠の女性は、半数以上の53%が妊娠に成功した一方で、睡眠時間が9時間以上の女性が妊娠した率は43%、7時間以下の女性は46%に留まりました。

研究を発表したパク博士は、「睡眠習慣を身につけさせることだけが医学的に妊娠を手助けする方法ではないが、今回の結果は、子どもを欲しがっているすべての女性に推奨することができる。睡眠のリズムはホルモンに影響を与えるため、子作りを計画している女性は、不規則な睡眠習慣を止め、毎日同じ時間に起床し、7時間未満や8時間を超える睡眠は避けるべき」としています。

また最後に、「睡眠習慣に気を配るだけではなく、1日3食、バランスのよい食事をすることも大切」と付け加え、子どもを授かるには、生活リズムの基本となる睡眠、食事をきっちり取ることが重要なようです!

参考:Envie de bebe ? Dormez entre 7 et 8 heures par nuit
http://www.topsante.com/maman-et-enfant/conception/tomber-enceinte/envie-de-bebe-dormez-entre-7-et-8-heures-par-nuit-47171