むくんだ「ぱんぱん太もも」をスッキリさせるちょっとしたコツ太ももが太くなる大きな原因のひとつは“むくみ”です。むくむことで、見た目にもぽっちゃりと膨張して見え、さらにむくみを放置することで水分が老廃物や脂肪と合体してセルライトとなり、いつまでも居座りつづけます。

むくみをとるだけで2~3センチは細くなり、見た目にもスッキリして見えます。また、脂肪やセルライトができるのを予防するためにも、むくみをとることが重要です。しかし、マッサージや着圧ソックスを使用しても太もものむくみがイマイチとれない、という人も少なくありません。太もものむくみは意外なところに原因があるとも言われています。

そこで今回は、ぽっちゃりとした太もものむくみをスッキリとるためのテクを4つご紹介します。



■1:股関節のストレッチ

実は、股関節が固い人はむくみやすいのです。股関節の可動域がせまくなることで、血液やリンパが股関節でせき止められ、その結果、太もものつけ根に水分や老廃物が溜まってしまいます。股関節をやわらかくすることで水分や老廃物が正常に流れ、下半身のむくみ防止につながります。

開脚し、左右順番につま先に手を伸ばすストレッチや、あぐらをかくように足の裏同士をくっつけてひざを床につけるようなストレッチを取り入れると効果的です。



■2:股関節のぐるぐる回し体操

股関節をしっかりと動かすことで、鼠蹊部のリンパ節が刺激されます。股関節や鼠蹊部が固まっていると血行不良になり、老廃物も溜まってしまうので、股関節を意識的に動かすことが必要です。

壁に手をついてひざを内側から外側に大きく円をかくように回します。ゆっくりでよいので、股関節をしっかりと動かす意識をしながら左右10回ずつ回すと血行も改善し、老廃物もしっかりと流れます。朝昼晩一日3セット行うと効果的です。



■3:鼠蹊部をさすってほぐす

脚のつけ根にある鼠蹊部にはリンパ節があります。股関節が固い人や、長時間座っている時間が長い人はこのリンパ節がつまり、リンパの流れが滞ってしまいます。放っておくと太もものむくみ、セルライトにつながってしまうので、ビキニラインに沿って少し強めにさすり、溜まったリンパを流すとむくみにくくなります。



■4:太ももの簡単リンパマッサージ

お風呂の時間や、寝る前に簡単なリンパマッサージをとり入れるとむくみもとれ、翌朝脚がほっそりします。

太ももをつかみ、親指に強めに力を入れてひざの内側から鼠蹊部に向かってギューッと溜まった老廃物を流します。左右10回ずつ行い、最後に鼠蹊部を軽く圧迫して、リンパ節を刺激すると効果的です。





以上、太もものむくみをとるための習慣をご紹介しました。脚のマッサージを念入りに行っても、股関節や鼠蹊部が固まっていては、そこで血液や老廃物がせき止められてしまいます。まずは股関節と鼠蹊部をしっかりほぐす習慣をとり入れてみてくださいね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131020-00083121-biranger