失恋時に心に響いた友だちのひと言「とことん泣いていい」「すがったらダメ」

失恋の傷を負ったとき、そばにいてくれる女友だちの存在は、とても心強いものですよね。悲しみに暮れる心をなぐさめてくれたり、逆にメソメソしてばかりの自分に喝を入れてくれたり……。友だちのひと言が、次の一歩を踏み出すきっかけをくれることもあります。働く女子のみなさんに、「失恋をしたときに心に響いた友だちの言葉」を教えてもらいました。

■「ありがとう」って、伝えられた?(27歳/放送)
「彼と別れてしまった直後に、女友だちからもらったメールの一文。つらい別れだったけれど、最後に彼に面と向かってちゃんと『ありがとう』と言えただけでも幸せなんだと思えて、涙があふれました」

ほかの友だちからは「そんな男別れて正解だよ!」「もっといい男なんて腐るほどいるよ!」などと言われることが多かったなかで、終わった恋を否定せずに受け止めさせてくれたこのひと言がとても胸に響いたそう。

■忘れられない日はとことん泣いていい(25歳/出版)
「振られてから、感傷的な気持ちになって涙が止まらなかったり、かと思えば『もう二度と思い出したくない!』とささくれた気持ちになったり。そんな失恋後の不安定な気持ちを察して、友だちが『忘れたいと思う日は忘れていいし、忘れられない日はとことん泣いていいんだよ』と声をかけてくれました」

失恋後は、特に感情のアップダウンが激しくなるもの。その気持ちに蓋をしなくていいんだよ、とやさしく寄り添ってくれる言葉ですね!

■すがったらダメ。自分の足でしっかり立とう(28歳/IT)
「寂しさのあまり、彼にメールをしようとしていた私に、『人は追われると逃げるもの。ヨリを戻したくても、まずは自立しないとダメ』と冷静なアドバイスをくれました。20代前半のころは、別れても泣いてすがればどうにかなると思っていたけれど、そういう恋愛からは卒業して、アラサーなんだからシャンとしなくちゃと思えた瞬間でした」

ちなみに、この友人は「どうしても彼にメールしたくなったときは、かわりに私に送りなさい!」とも言ってくれたのだそう。大きな器で受け止めてくれる素晴らしい友人ですね。

■いつまで悲劇のヒロインでいるの!(24歳/コンサル)
「別れた彼の話ばかりしていた私に対しての、親友からのひと言。ガツンと響きました……。言われた瞬間はキツかったけれど、悲しみを必要以上に掘り返して、浸ってしまっていたことに気づかせてくれました」

信頼関係がある「親友」という関係だからこそ、言えるひと言かもしれませんね。失恋でいつまでもジメジメとしていると、周囲の友だちにまで愛想をつかされてしまうということも。甘やかすだけでなく、ときにはズバッと言ってくれる友だちは貴重な存在です。

何度経験してもつらいのが失恋。でも、そんなときこそ女友だちのありがたみを再確認しますよね。自分が失恋してしまった友だちを励ます立場になったときにも、相手の心に寄り添うような言葉をかけてあげたいものです。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131020-00951416-mynaviw