■短い時間でも、少しずつ続けて習慣に

反り腰の方が硬くなりやすいのが、腰、お尻、太ももの付け根、前側、外側、足首の6か所。これらの柔軟性をアップさせるのに、手軽に行えるのがストレッチです。
ストレッチは、柔軟性低下の原因である悪い姿勢や運動不足を解消するのに効果的なエクササイズの一つです。

本来、全身をまんべんなくストレッチすることが好ましいですが、忙しいと、どうしても時間がとれなくなりがち・・・こういう場合は、先ほどの6か所にしぼってストレッチすることがオススメです。一か所30秒ずつ、ゆっくり呼吸を感じながら行っても、5分程度で行うことができます。もう少し時間のとれる方は、30秒のストレッチを2セットずつ行うとより効果的です。時間がないとあきらめずに、まずはできることから少しずつ始めてみましょう。

■手間ナシ!お手軽ストレッチ実践編

今日からスグ出来る、簡単ストレッチを2つご紹介します!
股関節の柔軟にしてリンパの流れを促進
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女性に多くに見られる骨盤が前に倒れた姿勢は、太ももの付け根の筋肉が縮まっている状態。
これを放っておくと、太ももの前側の筋肉が余計に発達して太くなったり、股関節周辺のリンパが上手く流れず、老廃物がたまりやすくなります。そこで、太ももの付け根を伸ばすストレッチにチャレンジ!

(1)まずは膝立ちになります。
(2)お尻を後ろからすくわれるように、骨盤を後ろに傾けます。恥骨を天井の方に引き上げ、ももの付け根が伸びているのを感じましょう。
(3)自然呼吸を繰り返しながら、30秒ほどキープします。この時、腰が反りすぎないように注意してください。
(4)さらに伸ばしたい方は、前足の方向に体をひねってみましょう。
(5)脚を入れ替えて、反対側も行います。

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■■足首を柔らかくして、すっきり美脚を手に入れよう
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足首の柔軟性が低下すると、血流が悪くなるだけでなく、お尻にも上手く力が伝わらず、ヒップが下がる原因にもなってしまいます。裏側の大きな筋肉を刺激して、むくみ知らずのすっきり美脚を手に入れましょう。

(1)まずは片方のつま先を台にのせます。かかとは床につけておきましょう。
(2)台は、電話帳など、5~10cmほど厚みのあるものをチョイス。台がない場合は、片足を半歩前に出すだけでもOKです。
(3)ふくらはぎや太ももの裏が伸びているのを感じながら、ゆっくり前屈します。
(4)心地よく感じるところでストップし、30秒ほど伸ばします。上体を倒すと呼吸を止めてしまいがちなので、注意してください。
(5)脚を入れ替えて、反対側も行います。

毎日5分のストレッチを、ぜひ習慣にしてみてくださいね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131018-00000306-womantype