今話題のマル秘筋肉“骨盤底筋”引き締めたら、美ボディラインが手に入る!?
前回は、骨盤の位置を整えて美ボディラインをつくる方法を紹介しましたが、今回は骨盤のもっとも下にある、今話題の女性にとって欠かせない筋肉「骨盤底筋」に注目して、美ボディラインをつくる方法を紹介します!
「骨盤底筋」を引き締めることで、ポッコリお腹がスッキリしますよ! 前回引き続き、骨盤底筋フィットネスの第一人者でもあるトレーナーの岡橋優子さんに聞いてきました。コッソリ骨盤底筋を鍛えて、美ボディづくりに役立ててくださいね。
◆コッソリ鍛えるのにもワケがある! 骨盤のいちばん下にある骨盤底筋の秘密とは!?
●秘密1-ぽっこりお腹も解消できる筋肉が「骨盤底筋」
骨盤のいちばん下にある、小さな筋肉や隔膜の集まりが「骨盤底筋」。この筋肉を使わないで放っておくと、体のラインが崩れてしまうというんです。
「骨盤底筋が緩んでくると、骨盤底筋に連動して動いている腹筋も弱くなってしまいます。つまり、お腹まわりがたるんで、ポッコリしてしまいます」と岡橋さん。お腹がたるむ原因のひとつが、骨盤底筋にあったということなんですね。
「その通りです。でも逆を言えば、骨盤底筋をトレーニングすることで、腹筋が引き締まってキレイなボディラインになるんですよ!」。ポッコリお腹がなくなるなら、何にでも挑戦してみたいです。
「お腹が引き締まると同時に姿勢も改善され、内臓が正しい位置になりますよ。すると、内臓の働きもよくなって代謝もよくなります。見た目にも全身がキレイなボディラインになりますし、体調も改善され、体にとっていいことばかりです」。骨盤底筋のトレーニングでお腹まわりが引き締まるだけでなく、体調までよくなったらうれしいですよね。その小さな筋肉、骨盤底筋のトレーニングってどんな方法があるんでしょうか?
「誰でも簡単にできる方法があるので、次のページで紹介していきますね。その前にまず、骨盤底筋の仕組みを紹介しておきます。仕組みを知ると、より骨盤底筋に興味を持ってもらえると思います。それと基本的なことですが、いろいろな筋肉を使うことで、骨盤底筋も連動して使われるので、最低限ある程度の運動が不可欠ということも覚えておいてくださいね」。
●秘密2-膣や肛門などを取り囲んでいる筋肉が「骨盤底筋」
「骨盤底筋」という単語、最近耳にするようになった人も多いかもしれませんが、そもそも骨盤底筋ってどこにあるか知っていましたか?
「骨盤底筋は骨盤のいちばん下にあって、尿道や膣、肛門を取り囲んでいる筋肉なんです」。そんな場所にも筋肉があったなんて!
「内臓を下から支えている筋肉でもあり、たとえば、骨盤底筋が骨盤の床の部分だとすると、横隔膜が屋根。そして前後に背中(背筋)とお腹(腹筋)があり、それらがひとつのユニット(箱)になっていて、動きが連動しています」。これらの筋肉が連動しているから、骨盤底筋が緩むとお腹まわりも緩んでくるんですね。
「まず横隔膜は、心臓や肺、胃などの仕切り、パーテーションの役割があるのですが、そのほか呼吸と連動して動いて、内臓を上から包み込む役割もあるんですよ」。横隔膜ひとつとっても、いろいろな役割があるんですね。
●秘密3-子宮が飛び出ないように支えているのが「骨盤底筋」
「では、骨盤底筋の役割は何かというと、内臓を下から支えて内臓が外に出ないようにする役目がひとつあります。骨盤底筋があることによって、内臓の低下を防いでくれています。内臓のひとつ子宮も体外に出ないように支えてくれています。ただ、加齢や出産によって骨盤底筋が緩んでくると、子宮が出てしまう子宮脱や尿漏れのおそれも出てきます」。そんな役目をしていたなんで驚きです。
「子宮脱や尿漏れの大きな原因は、骨盤底筋の緩みなんです。骨盤底筋は、排尿排便時に伸び縮みをし、出産のときに最大に伸びます。また、女性ホルモンの影響によって骨盤底筋が伸びて、緩むこともあります。ほかの筋肉と同じように、意識して使っていないと緩み、それがボディラインの崩れにも繋がってきてしまいます」。つまり、骨盤底筋って、ボディラインのキープに役立つだけでなく、こんな重要な役割もあったんですね!
さっそく、誰でも簡単にできる骨盤底筋のトレーニング方法を紹介していただきましょう♪http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131017-00945276-mynaviw