みなさんは笑顔に自信がありますか? 歯並びに自信がない、といって笑顔を曇らせてしまうのはもったいない! 先日行われた『小林製薬』の勉強会では、歯ぐきに対するさまざまな研究が発表されました。
驚くことに、歯ぐきがキュっとしまっているか、下がっているかで見た目年齢に大きな差が出ることが明らかになったのです。そこで今回は、勉強会の内容とともにキュッと締まった歯ぐきを手に入れられる方法をご紹介します。
■歯ぐきにも血行促進が必要
歯科衛生士の北原文子先生によると、歯周病や加齢によって痩せてくる歯ぐきは、温度が低くなるそう。口の中は通常37℃ほどありますが、具合の悪い歯茎は低温で老廃物がたまってしまうのだそうです。
肩こりも血流が悪くなるとひどくなるのと同じで、歯ぐきにも適切なマッサージが必要とか。
■歯ぐきも加齢の影響を受ける
歯周病にかかっている人でなくても、35歳を境に急に繊維質の食べ物が歯に挟まりやすくなった、という人が増えます。これは歯ぐきを構成するコラーゲンが減ることで、歯ぐきの位置が下がってくることが原因です。
歯と歯の間は、逆三角形のようにキュッと締まった歯肉が密集しているのが理想的ですが、加齢により歯ぐきの位置が下がると、歯が長くなったように見えたり、歯と歯の間に隙間ができるようになります。
歯ぐきの位置が3mm下がると、老けた印象になるという研究結果も明らかになりました。確かに顔という小さな面積の中で3mmの違いが出ると、だいぶ印象が変わりそうですね。
■色が変わり始めると唇にも影響する!
歯ぐきの色は人それぞれなので、元々赤めの人やピンクの人などさまざまです。そのこと自体は気にする必要がないそうですが、歯ぐきになにか原因があって色が黒ずんでくると、唇の色が変化してしまうこともあるそう。
唇の色がワントーン暗くなるだけで、とても老けて見えることがわかっています。歯ぐきの色を正常に保とうとすることが、唇の老化防止にもつながります。
■歯ぐきのマッサージ方法
写真のように、人差し指の第一関節の指の腹の上にジェル状の歯磨き粉を乗せます。研磨剤の入っていない、歯ぐきケアに特化したものがお勧めです。歯ぐきを強く押したりせず、触れる程度の軽いタッチで行います。
適温・適圧で一定のリズムを保ち、歯並びが悪い人は歯列から外れている薄い歯ぐきを傷つけないように注意しましょう。
(1)指につけたジェルを左右に伸ばし、歯ぐき全体に行き渡らせるように伸ばす。
(2)奥歯から手前にむかって5回程大きな円を描くようにマッサージを始める。
(3)小臼歯の歯ぐきをを5回程円を描くようにマッサージし、前歯まで続ける。
(4)親指と人差し指で歯ぐきの内側と外側を挟んで全体を軽くマッサージする。
これからは歯磨きのあとに、歯ぐきのマッサージを行うことも習慣にしてしまいましょう。笑顔に自信がもてるようになると、ますます素敵な女性になれそうですね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131016-00082679-biranger