疲れを感じたら鉄分サプリを摂るべき?「いいえ:摂るべきでは無い」
鉄分不足はガソリンのほとんど残ってない車を走らせるようなものです。でも足りてないわけではないのに余分にサプリなどでとると、体に危害をきたすようです。
血液から酸素が運ばれるため、鉄分はエネルギーレベルにかなりの影響を与えます。鉄分が不足(貧血状態)し、酸素が十分運ばれないとエネルギーレベルがかなり低くなり、ムードに影響を与え、免疫システムにも負担を与えます。
食事、飲んでいる薬、運動、妊娠、授乳、生理やある種の病気などで血液を失っていることなどが鉄分不足の原因になります。特に女性には鉄分欠乏症が多く、子供のいる女性(特に授乳中や妊娠中の女性)の場合4人に1人がなり、その他、ベジタリアンや、アスリート、10代の女子、子どもがなりやすいと言われています。
鉄分のサプリメントを飲むことは鉄分不足の人にとってはいい対策なのですが、鉄分レベルが正常な人は摂(と)る必要はありません。実のところ必要でないのにとってしまうと、体に毒になってしまい、特に小さい子どもの鉄分の摂(と)りすぎは、死に至ることもあるほど怖いのです。
“疲れ”や”だるさ”は鉄分不足の最も主要な症状ですが、その他鉄分不足になると、息切れ、頭痛、吐き気、めまいなどが起こることもあります。
あまり体のだるさが続く時は一度医者に見てもらい、何が原因か知ることが大事です。自己判断で鉄分サプリを摂(と)らないように注意してください。
サプリでも摂(と)りすぎても害のないものと害になるものがあるので、やはり自己判断でサプリを選ぶのは難しいですね。
参考:Q: Should you take iron supplements if you’re feeling run down?
http://www.abc.net.au/health/talkinghealth/factbuster/stories/2013/09/19/3852256.htm