ダメな完璧主義が失敗の原因!リバウンド防ぐ方法8つ
海の幸も、山の幸も、スイーツも美味しい食欲の秋に、ダイエットをするのは“苦しいこと”と思っていませんか?
確かに美味しいものをガマンして、ダイエットしている最中に、うっかり食べてしまった後の自己嫌悪ときたら……、もう最悪。
ところが、こんな完璧主義がかえってリバウンドを繰り返す原因になっているってご存知でしたか?
アメリカの全国紙USA TODAYのニュースサイトから、心理学の専門家が解説する、完璧主義とダイエット失敗の関係をお伝えいたします。
アメリカ人は、体重を減らすことにとりつかれています。そんな自分の体重が嫌でしょうがない人のことを、心理学の専門家は『制御不能の完璧主義者』と呼んでいます。
制御不能の完璧主義者は、成功に向けて必死の努力をし、目標にたどり着くために、自分の感情を無視するような人。
体重を減らすストレス、感情、疲労は非常に強くなり、最終的には自分自身をボコボコに攻撃してしまったり、落胆のあまり過食に走ってしまったりしがちです。
ほんの2~3キロを落とすためだけなら、ダイエットは手っ取り早い解決法かもしれません。
しかし長期に渡って結果を望むならば、悪しき習慣の根っこにある自分の感情と向き合い、ライフスタイルを変えていくことが必要になります。
そのプロセスのヒントを8つ挙げてみます。ヨーヨーのように、ダイエットとリバウンドを繰り返さないための8つの方法です。
■1. 食べ物以外に気分をなだめてくれるものを探す
クッキーひと箱、ポテトチップスひと袋をたいらげて、プレッシャーや心の痛みから逃れることが、習慣になっている人がいます。
別の方法を見つけましょう。友達に電話するのも、散歩をするのもいいでしょう。自分の感情に正面から向き合うことや、食べ物を逃避に使わず、ちゃんと美味しく食べることを学ぶことも大切です。
■2 思いつめすぎない
「○キロ痩せなきゃ、私は悲惨だわ!」という物の考え方は、ストレスと無力感にエサをやるような考え方です。そしてストレスと無力感のふたつは、食べすぎへ一直線に向かう2大要因です!
■3.体重計を捨てよう
体重計は無視して、行動に注力する、自分の習慣をチェックして変えることにエネルギーを注ぐ体重計は捨ててしまいましょう。
体重が落ちたかどうかは、自分で感じ取れますし、フィットしている物でもわかります。
■4. 動く!
歩きましょう! 車を使うなら、遠くに駐車しましょう! ダイエット番組を見ているヒマがあったら、動きましょう。
必要なら、エクササイズ・マシーンをテレビの前にセットして! 動きましょう! 毎日動き続けましょう!
■5. 自分を責めない
健康になることや、体重を減らすことはまるで旅のようなもの。いい時も悪い時もあります。思い通りにならないからと、自分を責めてしまっては無価値感が募るだけです。
もし何かミスをしたら修正すればいいだけです。軌道修正して、またスタートしましょう!
■6. 長期的な目標を持つ
ほとんどの過食は、衝動的かつ習慣的なものです。自分がどういう容貌になりたいか、どんな気分でいたいかを考えてみましょう。
長期的な成功は、短期的なスリル(つまりケーキ!)より、ずっとステキだと思いませんか?
■7. 人の手を借りよう
困難なことというものは何であっても、サポートシステム(サポートしてくれる複数の人)があった方が、楽に乗り切れるものです。
友達や家族と一緒にダイエットをして、絆を強めるのもいいですし、辛い時に励ましてもらうのもいいでしょう。
■8. 心の深いところに触れてみる
がんばって、がんばって努力しているのに、なぜかずっとうまくいかないとしたら、その背後には、深いところに感情的・心理的な理由が隠れているものです。
カウンセリングやコーチングなどを受けて、自分の心の深いところに触れてみましょう。
いかがでしたか? 「自分に厳しくダイエット」をすることは、「自分を責める」ことではないわけですね!
自分を責めて、疲れて過食に走る経験は誰しもあるかと思います。むしろ上手に美味しいものを楽しみ、ご機嫌でいることが、長期的に美しい体型を得る秘訣かもしれませんね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131016-00010001-biranger