74%が「よく飲む」緑茶…実は脂肪を減らす効果があった
緑茶といえば、古くから日本人に親しまれ、飲まれ続けている、まさに日本人のアイデンティティの一部といっても過言ではないかも……!?

美容・健康マガジン『ココミル』が4,187人を対象に行ったアンケート調査の結果、「良く飲むお茶はなんですか?」という問いに対して、全体の74.3%が「緑茶」と回答し、紅茶やコーヒー、ウーロン茶を抑えてトップに。

また、男女別でみると、男性は78.5%、女性は73%と、性差に関わらず日本人の最も身近なお茶が緑茶であることが分かりました。



そんな日本人とは切っても切り離せない緑茶に、今欧米も注目しています。イギリスのニュースサイトMail Onlineによると、ティーカップ一杯の緑茶が私たちの身体にある脂肪を減らす働きがあるというのです。

アメリカ・ペンシルバニア大学の食物科学者であるヨシュア・ランバート博士は、緑茶に含まれるEGCG(エピガロカテキン-3 -没食子酸塩)と呼ばれる合成物には、高脂肪食の吸収を抑え、さらにはその脂肪を使う能力を強化する働きがあると話します。

実験は、同一量の高脂肪を与えられたマウスを使って行いました。一方のマウスたちは、EGCGのサプリメントを与えられ、もう一方は与えられませんでした。

その結果、EGCGを与えられなかったマウスよりもEGCGを与えられたマウスたちの45%が、ゆっくりとした体重増加を示し、また30%少ない脂肪吸収だったそうです。

ちなみにマウスが与えられた食物の違いはありません。



この実験結果からも分かるように、私たちが普段何気なく食後に飲む緑茶には、無駄な脂肪を付きにくくするありがたい働きがあったことがわかりますね!

日本人が世界的にみても肥満患者が少ないのは、人種的な要素のみならず、食習慣のお陰でもありそうです。

改めて緑茶の魅力を見直し、食後のお供に是非飲んでみてはいかがでしょうか?http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131016-00010000-biranger