心理カウンセラーに学ぶ!好きな人との心の距離を縮める方法とは?「表情を相手と合わせる」

好きな人にもっともっと近づきたい。でも、どうすればうまくいくのか分からない。そんなときは、相手の感情にできるだけ共感を示すようにすると効果的です。

■心理カウンセリングで最も重要なのは共感すること

カウンセリングに通う人は、普通、人には簡単に話せない悩みを抱えています。心理的な葛藤と言ってもいいかもしれませんね。

そのため、いくら相手がプロのカウンセラーだと分かっていても、「この人は本当に私の気持ちを分かってくれるだろうか。傷つけられはしないだろうか」と不安な気持ちを抱いているものです。

だから、相談に訪れた人にできるだけ共感の気持ちを示すことが大切なのです。同意しにくいような内容の話でも、ただ最後まで黙って聞いて「そういうこともありますよね」「分かりますよ」と共感の気持ちを示すと、相手も「この人に話してよかった」と安心することができ、「またこの人に話を聞いてもらいたい」と思うようになるのです。

■キリスト教の神父の「悔い改めなさい」という言葉

キリスト教の教会に行き、懺悔をすると、神父さんはただ黙って最後まで話を聞き、そしてたった一言「悔い改めなさい」とおっしゃいます。

もしこのとき、神父さんに罪の告白をし、少しでも気分を軽くしたいと考えている信者さんに対して、神父さんが「あなた、そんなひどいことをしたんですか?いけませんね。もっと人の気持ちを考えなくてはいけませんよ!」など、くどくど説教をし始めたら信者さんはどう思うでしょうか。

気分が軽くなるどころかますます激しく落ち込んでしまいますよね。キリスト教の神父さんの「悔い改めなさい」とは、「やってしまったものはしょうがない。気持ちを切り替えて、これからはもっと自分に誇れる生き方をしなさい」とすべてを許し、共感し、包み込んでくれる愛の言葉なのです。

■相手の感情に合わせて表情も変えていく

「目は口ほどにものを言う」と言われるように、表情も自分の気持ちを相手に伝えるための手段となります。

例えば、自分が怒っているとき、相手も一緒に怒った顔をしてくれると嬉しいですよね。恋愛においても、自分の感情にこうして共感してくれる相手を好きになるというのはよくある話です。それだけ、人間にとって「共感してもらえる」というのは嬉しく、励みになるものなんですね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131016-00935981-mynaviw