秋にやると老けるこんな行動「お風呂はダメ!」「スクラブもNG」

季節は湿度の高い夏から、乾燥が気になる秋に移り変わりました。衣替えとともに「美ケア」の方法も切り替えなくてはいけません。秋にしてはいけないことは盛りだくさん!

●お風呂はNG
マウントシナイ薬学科で皮膚に関する研究をしているワルドルフ教授によると、熱いお湯を張ったお風呂やシャワーは、皮膚が乾燥と向き合うために必要となる皮脂を溶かしてしまうそう。

油を塗ったガラスにお湯をかける実験では、41度以上のお湯をかけた時点で油分が溶けて流れてしまったという恐ろしい結果に。お湯は41度以下に抑えるべきなのかもしれません。寒い日に熱いお湯で温まりたい気持ちを堪えるのが、美肌をキープする秘訣みたい。

●スクラブはNG
「週に一度はスクラブ洗顔をしよう」と、どの美肌関連の記事にも書かれているほど、スクラブの重要性はもはや常識。しかし、どうやらそれは夏までの話みたい。

空気が乾燥し始める秋は、「いかに皮脂をキープするか」に重点をおくのが先決だと、エール大学薬学科のジェフリー博士は言います。余分な汚れを取り除きたい場合には、スクラブではなくてクリームクレンジングを使ってじっくりとマッサージをしながら行うと良いそうですよ。サッパリよりも「シットリ」がキーワード!

●爪の保湿はOK
この季節、忘れがちなのが爪の保湿。ハンドケアは万全でも、爪が乾燥してしまうと手の乾燥に繋がってしまいます。ジョンズホプキンズ病院センターの皮膚科助教授であるタンジ氏によると、アルコール消毒液などは手肌の水分を奪ってしまうので気をつける必要があるとのこと。

保湿を怠ってしまうと、爪に縦線ができ始め、やがてはひび割れてくるそう。いったんひび割れすると、ばい菌やバクテリアが入り込んで完治するのに相当な時間がかかってしまうので要注意!秋冬のおしゃれは手元から。手先の保湿もしっかりと行おう。

いかがでしたか?

「冬になるまで大丈夫」だと思っているアナタは、冬になった時点でもう既に大変なことになっているかもしれません。見落としがちな秋の正しいお手入れの仕方をしっかりと守って冬に備えましょう!