三菱電機<6503、株価 - チャート>は8日、三菱電機オートモーティブ・アメリカ(オハイオ州)に約70億円を投資し、自動車用電装品の生産体制を強化すると発表した。

米国では、自動車販売が回復傾向を示す一方、燃費規制が強化されるなど、低燃費化への要求が強まっている。同社では、それらに対応するため低燃費を実現するオルタネーターと電動パワーステアリング用モーターコントローラーユニットの現地生産体制を強化。高効率オルタネーターは14年1月に、電動パワーステアリング用モーターコントローラーユニットは同年10月に量産開始し、それぞれ2016年に年産約130万台を目指す。

8日の終値は、前日比1円安の1026円。