<外為市場>

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後5時現在 97.09/11 1.3569/73  131.75/79

NY午後5時 96.70/72 1.3580/82  131.32/36

午後5時のドル/円 JPY=EBS は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の97円前半。早朝に2カ月ぶりの安値をつけたが、株の下げ幅縮小に加え経常収支の黒字額が予想を大幅に下回ったことも手伝い、戻り歩調に転じた。短期筋によるドルの買い戻しが中心で、株がプラス圏に浮上するなかドル/円は午後に97円台を回復した。

<株式市場>

日経平均    13894.61円(41.29円高)

13748.94円─13929.64円

東証出来高   26億4683万株

東証売買代金  1兆8954億円

東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反発した。米財政協議が進展せず、前日の米国株は大幅下落。為替も一時1ドル96円台半ば付近まで円高に振れたことで朝方は輸出株などに売りが先行した。ただ日本株は9月末以降の下落ピッチが速く、短期的に下げ過ぎとの見方から押し目買いや先物への買い戻しが入り、プラス圏に浮上。円高一服感も支援材料となり、後場は堅調な値動きとなった。

<短期金融市場> 17時04分現在

無担保コール翌日物金利(加重平均)        0.067%

3カ月物国庫短期証券流通利回り            ──

ユーロ円3カ月金利先物(2014年6月限)    99.790(+0.01)

安値─高値     99.785─99.790

無担保コール翌日物の加重平均レートは前日比横ばいの0.067%となった。朝方は、地銀や信託などを主な取り手に、0.065%を中心に取引されたが、資金余剰感で調達ニーズは限定的。午後は閑散とした取引となった。ユーロ円3カ月金利先物は堅調。中心限月2014年6月限は一時前日比1ティック高の99.790と4月30日以来、約5カ月半ぶりの水準を付けた。TIBOR(東京銀行間取引金利)が小幅低下するなど短期金利の低下観測が出ているほか、「米財政協議の難航で、海外勢から質への逃避を目的にした買いが入っている」(国内金融機関)という。