<円債市場> 18時現在
10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.39(─0.04)
安値─高値 144.34─144.51
10年最長期国債利回り(日本相互証券出来値) 0.655%(+0.015)
安値─高値 0.655─0.640%
国債先物中心限月12月限は前日比4銭安の144円39銭と小反落で引けた。米財政問題に進展が見られず、朝方はリスク回避を目的にした買いが先行した。もっとも、高値警戒感が浮上する中、10日の30年債入札に備えた調整圧力が上値を抑制。日経平均が後場の取引で底堅く推移したことも上値を重くした。現物市場は30年債入札を控える超長期を中心に軟調。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.5bp高い0.655%に上昇。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 4.0─4.5bp
銀行債(みずほ) 5年 12─13bp
地方債(都債) 10年 4.5─5.0bp
電力債(東電) 5年 300─320bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ20が小幅ワイド化した。プレミアムは95ベーシスポイント(bp)、95.25bpと、前日気配の仲値(93bp付近)をやや上回る水準で取引が成立。進展の見られない米財政協議への警戒感から、これまで比較的落ち着いていた米CDS指数にワイド化圧力がかかったことで、シリーズ20もリスクオフの流れが優勢になったという。ただ、8日の日経平均株価<.N225>が5日ぶりに反発したため、ワイド化圧力を幾分和らげた、との見方も出ていた。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時23分現在の気配)
2年物 0.26%─0.16%
3年物 0.30%─0.20%
4年物 0.35%─0.25%
5年物 0.42%─0.32%
7年物 0.58%─0.48%
10年物 0.85%─0.75%