シイエム・シイ<2185、株価 - チャート>は自動車を中心に使用説明書・修理書などの制作が主力。トヨタ自動車<7203、株価 - チャート>向けに強みを持つ。自動車生産台数の増加や新車種の数が増えることが利益面に寄与する。

13年9月期の連結業績予想は営業段階から減益となり、経常利益は前期比40.5%減の7億6300万円を見込んでいる。会社側は「技術マニュアル(使用説明書や修理費の企画、編集・制作)で、自動車関連分野の案件が端境期に当たる」(経営企画部)という。11月8日に決算発表を予定している。14年9月期の業績見通しは、自動車関連分野や中国を仕向け地とする案件を中心に持ち直すかどうかが業績のカギを握る。

一方、移動平均線は25日・75日の両線を下回るなど、先行き業績に対して気迷いムードが強まり、下値模索の動きを続けている。直近高値(2014円、9月25日)に対して値ごろ感が強まれば、自律反発期待の見直し買いが入る可能性がある。

7日の株価は、前週末比2円安の1845円ザラバ引け。