ソフトウェア・サービス<3733、株価 - チャート>は電子カルテ専業。医療のIT化を追い風に、電子カルテシステムなどの統合系医療情報システム分野での活躍期待は大きい。

13年10月期予想の単体経常利益は前期比14.0%減の20億9700万円(期初予想は30億2000万円)。競争激化などで減益に転じる見通し。ただ、足元の受注残は「過去最高の水準を確保している」(伊藤純一郎取締役)という。このため、14年10月期は増益に転換する可能性が高く、株価は業績好転を先取りした動き。

一方、期末一括配当の60円は継続予定。1.8%台の利回りに着目した買いも誘いやすく、10月28日の権利付き最終日に向けて、下がれば、押し目買いが期待される。25日・75日の両移動平均線のゴールデンクロス(GC)を実現済みで、売られにくい展開が続きそうだ。

7日の株価は、前週末比40円高の3315円ザラバ引け。