任天堂<7974、株価 - チャート>が反発。SMBC日興証券では2日付で、投資判断を「2」(中立)から「3」(アンダーパフォーム)に、目標株価を1万2000円から1万500円にそれぞれ引き下げている。

目標株価引き下げの要因として、(1)14年3月期-16年3月期の同証券連結営業利益予想を下方修正(2)日本株リスクプレミアムが従来よりも上昇したことを反映しWACCを従来の7.0%から8.1%に見直したこと――を挙げている。また、欧州市場で「Wii U」の値下げを行ったことにより、会社側予想未達の確度が高まったことなどから、投資判断も「3」に引き下げたとしている。

同証券では連結営業利益について、14年3月期480億円(前期は364億1000万円の赤字、従来570億円、会社側計画は1000億円)、15年3月期790億円(従来1020億円)、16年3月期400億円(同840億円)と試算している。

3日の終値は、前日比20円高の1万890円。