サイバーエージェント<4751、株価 - チャート>が続落。SMBC日興証券では2日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2670円から3000円に引き上げている。

同証券では、限界利益率の高いAmeba関連事業とSAP・その他メディア事業の売上高の見通しを引き下げ、業績予想も下方修正している。Amebaは積極展開を進めるスマートフォン版におけるコミュニティーサービス、コンテンツ、コンテンツの大量投入およびプロモーションが奏功し着実にユーザー層を拡大しているもようとしながらも、「収入源となるソーシャルゲームへ、コミュニティーサービスで獲得したユーザーの誘導が十分にできていないもようのためマネタイズのペースは同証券想定よりも鈍いとみられる」としている。

同証券では連結営業利益について、13年9月期105億円(前期比39.7%減、従来130億円、会社側計画は100億円)、14年9月期190億円(従来205億円)、15年9月期227億円(同236億円)、16年9月期277億円と試算している。

3日の終値は、前日比54円安の2562円。