大和証券の試算によると、大手銀行グループ5社の2013年9月末時点の保有株式含み損益は4.5兆円の評価益となった。アベノミクスへの期待を背景とした株価の回復で、3月末から約1.5兆円膨らんだ。

9月期末の東証株価指数<.TOPX>は、過去半年で約15%上昇していた。

評価損益の試算の対象となったのは、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、りそなホールディングス<8308.T>、三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>の5社。