サンケン電気<6707、株価 - チャート>が3営業日ぶりに急反落し、一時は74円安の477円を付ける場面があった。JPモルガン証券が前週末27日付で、投資判断を「オーバーウエート」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を650円から580円にそれぞれ引き下げ、マイナス材料視された。

同証券では、主力半導体デバイスの生産設備ミスマッチ、PM事業(スイッチング電源、共振型ACアダプタなど)のアプリーション転換の遅れ、CCFL(冷陰極蛍光管)の原材料在庫の懸念などを指摘し、いったん利益確定を推奨している。

30日の終値は、前日比50円安の501円。