平和<6412、株価 - チャート>はパチンコメーカーだが、11年12月にゴルフ場運営最大手PGMホールディングス<2466、株価 - チャート>を買収、子会社化。「遊技機市場の縮小対応に加え、ボラティリティーの高いパチンコ向け以外での安定収益源の確保が狙い」(経営企画部)という。

14年3月期の連結業績予想は営業段階から減益を予想。「販売費や広告費、さらに11月7-10日に予定している男子プロトーナメント(HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦)の開催費用などがかかる」(同)という。

パチンコ事業は、市場のトレンドを遊戯開発に反映させるための体制作りを進め、ヒット機種の開発を目指す。ゴルフ事業は、ゴルフ場のオペレーションの効率化の観点から、ポイントプログラムの導入や、コールセンター機能の集約に取り組む方針だ。中間期配当は30円(年60円)を予定。予想配当利回りは年3.4%台と高く、あす25日の権利付き最終日を前に、中間期配当狙いの買いも期待される。

24日の終値は、前週末比10円高の1764円。