キョーリン製薬ホールディングス<4569、株価 - チャート>が反発し、一時20円高の2178円を付けた。前週末20日引け後、ぜん息治療配合剤「フルティフォーム」の製造販売承認を厚生労働省から取得したと発表、好感された。
同剤は、英Skyepharma社(ロンドン)が開発した、フルチカゾンプロピオン酸エステルとホルモテロールフマル酸塩水和物を有効成分とする、加圧噴霧式定量吸入器を用いた配合剤。海外では「flutiform」の商品名で、ヨーロッパ12カ国で発売されている。同社では、08年4月にSkyepharma社と日本国内での独占的開発権・販売権のライセンス契約を締結し、開発を進めていた。
24日の終値は、前週末比13円高の2171円。