ニッカトー<5367、株価 - チャート>が反落。一時前週末比18円安の418円まで売られた。前週末20日引け後に、14年3月期単体業績と年間配当予想を下方修正した。

14年3月期は中間期・通期ともに一転して減益となる見通しで、13年9月中間期(4-9月)営業利益予想を前年同期比45.7%増の4億円から同47.6%減の1億4400万円へ、通期営業利益予想を前期比2.44倍の10億3000万円から同24.3%減の3億2000万円へ引き下げた。上期は、第1四半期の出遅れをばん回できないことに加えて、原燃料の値上げによるコストアップが影響。通期についても、原燃料の値上げなどのコストアップ要因が引き続き響くと想定している。

年間配当予想は前期比2円減の10円(中間期、期末各5円)に引き下げた。従来予想は14円(中間期、期末各7円)だった。

24日の終値は、前週末比14円安の422円。