円安の影響で燃料費が高くなっていたことから、電気・ガスの料金が軒並み過去最高となっています。

 大手電力各社の9月の料金は、一般家庭モデルで東京電力で初めて8000円を超えたのを筆頭に、関西、中部、九州の各社で過去最高となります。円安によるLNG=液化天然ガスや石油など火力発電向けの燃料価格の上昇を料金に反映させたためです。一方、北海道など3社についても、今月から基本料金の値上げが認可されたため、こちらも過去最高の料金です。

 さらに、大手ガス4社でも、5か月連続して過去最高となっていて、残暑が厳しいなか家計の負担になりそうです。