文化9年(1812年)
長野県飯田市より江戸へ上り酒造業として創業。(紙問屋若松屋 林金三郎、杜氏 齊藤繁三郎)
江戸末期 薩摩上屋敷の御用商人として仕え江戸城無血開城に貢献した。(二代目頭首齊藤茂七)
明治23年
若松屋三代目は、東京市酒蔵組合初代頭取となり組合活動に専念するが明治末年酒税法の改正等本人の他界が下で、酒造業を廃業する。(四代目頭首齊藤茂吉)
大正、昭和、戦前 酒類販売・飲食業に業種を変更し、正業として商いを続け戦後の昭和21年現在の前進に当たる業務を再開する。(五代目頭首齊藤拙三)
昭和27年
有限会社 若松屋として法人化し、金物・雑貨業として主に工場・船舶会社などへ外商業務を柱とした経営が続く。
昭和59年
本社社屋を建設竣工、続き61年賃貸ビルを建設、不動産部門と小売部門を新設(1985年)現在の基礎を築く。
平成2年
小売部門BAY HOAMESの名称で芝浦店を開業、続く平成6年田町センタービルに田町店、平成9年花と雑貨の複合ショップ三田店をオープンと多店舗化を進めてきたが、長引くバブル崩壊による景気減退と、時代が大きくネット社会に傾き、物販小売業の将来性を考え、会社の方針を大きく変更するに至る。
平成18年
会社では先代が築き廃業した酒造業の可能性を研究調査する中で寺澤杜氏との出会いがある。酒造業の可能性が現実性をおび10年間の思いが実る。
平成23年
酒造免許取得に成功。創業から200年酒造業の廃業から100年、再興を果たした。