多くの尿を出すために心臓がより力強くポンプ機能を発揮するので、心拍出量(心臓から拍出される血液量)が増え、その結果血圧は上がります。利尿薬を飲むとその作用により体内の水分量が減り、心拍出量が減って血圧は下がります。
また、長期にわたる利尿薬の服用は末梢血管抵抗(末梢の細い血管での血液の流れにくさ)を下げるので、それによっても血圧が下がります。