またゼクサバーストウキョウでは、大切な思い出の品や美術品などを3Dデータに変換して、「マイルーム」に保管するサービスも展開。また、それら美術品などをNFT化することもできます。NFTとはデジタルデータに替えの効かない唯一無二性を与える技術で、ゼクサバーストウキョウでは、このNFTに関するさまざまな相談に対応する「NFTカウンター」を設けています。さらに、ゴーグルを使用する歩行型VR機器(「キャットウォークminiS」)で、VR空間内を360度、自由に歩き回る体験をすることもできます。

 将来的には、ゼクサバーストウキョウのような施設を、世界中に50カ所くらい作ることができればと考えています。

 今後、メタバースは飛躍的な進化と普及の道筋をたどるでしょう。莫大(ばくだい)なマーケットが想定されるなか、すでに参入しているテックジャイアントをはじめとする世界中の名だたるITベンチャーと対等に戦えると考えています。