アグレボ農法とは
植物は本来、自らを病気や害虫から身を守る免疫力を持っています。
一方で、野生の植物は量産に向いていなかったり、味に甘味が少なかったり、
あるいは苦味があったり、食用にするには食味が良くありません。

現代の農業は、先人たちが多くの試行錯誤とともに行ってきた品種改良と
農薬・肥料の研究の歴史と言っても過言ではありません。
人口が一気に増えた戦後の日本においても、近代農業が、
大量消費を支える 大量生産と、農家に安定した収入をもたらしてきました。

しかしながら、それと引き換えに植物は自ら持つ免疫力を失い、
人が農薬で 手助けしないと病害虫に襲われひとたまりもありません。