小はんは、着物の帯がドアの上の部分にかけてあったのでそれが首吊り用のものだと認定され、自殺として処理された。死体には抵抗の後が見られない為、他殺には推論されにくい。走り書きの遺書が残されていた。この状況をどう説明するのか。「それは偽造である可能性がある」と云う。彼女の死亡推定日は10日の日曜日。検死される事もなく翌日にすぐに荼毘に付されている。ところで、「新橋芸者小はん」と小泉衆議院議員は公然の愛人関係にあった。死亡推定日の日曜日は国会が休みの為、小泉が一緒にいた可能性がある。この時の国会は政治改革関連で揉めており、小泉議員は相当のストレス下にあった。その小泉は、小はんの死体発見時、広島にいた。何の用事で広島にいたのかが釈然としない。小泉の広島出張には必然性がない。即ち不自然である。その小泉は翌日の告別式に参列していない。これにつき、匿名氏は、飯島が激しく止めたらしいとコメントしている。