本書はタイトルにこそその文字は見当たらないが、読み進めると早速このタイトルが示している「部下」がゆとり世代の若者たちのことであると気づく。もっとも翻ってみれば、本書を手に取る人は既にゆとり世代の新人教育に疲弊し、彼ら新人類との世代間ギャップにお手上げ状態で本屋を訪ねた上司なのかもしれないが。たとえば私のように。