ついでにマニアネタ。
ちなみに各種バイオ本には必ず書いてますが、諸般の事情(当時の事務所との力関係のせい)で、プロフェッショナルなスタジオながら、いわゆるスタジオの空き時間だけを利用して製作されたというのは有名な話です(ある時は真昼、また別の日は深夜など。そしてもちろん時間延長などは不可という過酷な環境)。そういう苦労話を聴いてしまうと、所々で音がポコポコしたり、音量バランスがおかしかったりするのもご愛嬌として許せますよね。
面白ネタとしては、当時のTridentスタジオの常連は、エルトン・ジョン、デヴィッド・ボウイ、ポール・マッカトニー。ポールはこの時期、"Red Rose Speedway"アルバムを製作中で、スタジオを長時間予約しておさえていたけれど、全く姿を見せないことがチラホラあり、そうした時間をクイーンメンバーは大変有意義に使わせてもらったそうです。