それきいて、なんでかわかんないんだけど、妙に同情しちゃってた俺がいた。
あぁ、こんなに後悔してたんだなって思った。今までの謝罪とたいして変わらない気もしたけど、
嫁がやっと、自分が壊したものについて理解して謝ってたんだな、ってのが分かった気がして。

で、次にカウンセラーは俺に
「旦那さんは、どんなことが楽しかったり嬉しかったりしましたか?」
って逆の質問をしてきた。

で、俺は嫁の言ったこととで、「やっといて」っていうと「もー」って言いながらもやってくれるのがうれしかった。
メールの話されたときに、頭ポンポンってやって無愛想でごめんなって言ったときに照れ笑いしてたのがなんかうれしかったなとか、
あと、仕事で疲れたときに帰るなり顔見て「大丈夫?」って言われて俺のことちゃんと見てくれてんだな、って思ったこととか。
って話したら、カウンセラーは
「そういうのが全部壊れちゃったんですね」
って言った。