「獣の数字」の謎が有名になった

『ヨハネの黙示録』に登場するエピソードには、「七角七眼の子羊」「ラッパを吹く天使」など、象徴的・神秘的でかつ印象的な架空の動物や天使が登場します。その中でも「獣」と「獣の数字」が人々の想像力をかき立てました。

『ヨハネの黙示録』には、十本の角と七つの頭を持つ、海から上がった「獣」と、二本の角を持ち、竜が吠えるように語る、地中から上がった「獣」という二匹の獣が登場します。そしてその獣の数字は「666」であり、その意味を考えよ、と記されているのです。なお、獣は、サタンとともに滅ぼされます。

獣の数字についてはいくつかの解釈がありますが、紀元1世紀に暴君として恐れられていた「皇帝ネロ」を指すとする説が有力です。当時、キリスト教徒を迫害していた「獣」であるローマ皇帝を打ち破り、神は新しい世界を作り直すことを示しているとされます。