戸籍簿に「奴婢」、「白丁」と記載のある被差別民の多く住む集落ともなると、小汚いブタ小屋の水準まで落ちます。
ちなみに、その地域に長く住めば、だれが「奴婢」で、だれが「白丁」かなんて、すぐにわかります。日常会話の中にそういう話が普通にでてくるからです。
「あいつ白丁だから頭悪くてどうせ理解できんだろう。話をするのやめとけ」そういう話がわりと普通に、何の抵抗感もなく、さらっとでてきます。
ソウル生まれソウル育ちの韓国人が田舎にやってきて、目を剥いて「なんだそりゃ」と怒りだして、打ちのめされて帰っていくのを私は何回か目撃しました。
これが、ソウルと田舎のギャップの大きさを物語っています。