収容所では、50人ほどの女性と同じ部屋で生活しました。習近平国家主席の長生きを祈り、中国共産党を信仰の対象にするよう指導され、中国語を学んだといいます。人の入れ替わりは頻繁で、メヒリグルさんは3カ月間、計68人の女性と過ごしました。その間、9人の女性が亡くなったと語ります。



「十分な食事もなく、睡眠不足で、シャワーも浴びることができません。常に4つの監視カメラで監視されています。また部屋の隅にある小さな穴をトイレ代わりに使い、全員に丸見えの状態です。部屋が狭いので一度に寝ることができず、2時間ごとに交代で眠ります。全員の女性の手足が腫れていました。これは、注射や薬を投与されたためです。注射をされると、全身がだるくなり、記憶も失います」(メヒリグルさん)