セキュリティーソフト大手のマカフィーは22日、個人のプライバシー管理などに関する説明会を開き、リスクの理解と啓蒙活動の重要性を訴えた。米本社でチーフコンシューマセキュリティエヴァンジェリストを務めるギャリー・デイビス氏はさまざまな話題に触れる中、2つのスマホ向けアプリを取り上げた。
具体的には、老化した顔をシミュレーションできるアプリ「FaceApp(フェイスアップ)」と、10代を中心に人気の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」だ。デイビス氏によると、「ロシアのアプリFaceAppにはデータが半永久的に保存されると利用規約に書いてあり、中国のアプリTikTokではデータが中国に保管されている」という。