憲法(けんぽう)とは、国の成立に係る統治の根本規範(法)となる基本的な原理原則に関して定めた法規範をいう(法的意味の憲法)。1215年にイギリスで制定されたマグナ・カルタが源流で、アメリカ独立戦争以降、国民が憲法で国家権力を制限するものと捉えられる。国家の政治的統一体の構造や組織そのものを指す場合もあり(事実的意味の憲法)[1]、このほか憲法は多義的な概念として論じられる[2]。