人の骨の成分はカルシウムに由来する物とたんぱく質に由来する物が絡まりあって出来ています。

カルシウムに由来するのは、ハイドロオキシアパタイトという物で、リン酸カルシウムに水がくっ付いた物で、これはどうやっても炭素にはなりません。

このハイドロオキシアパタイトがスポンジ状になってる所へ、コラーゲンというたんぱく質の繊維が沢山通って補強してます。

骨がカルシウム分だけなら簡単に割れて骨折してしまい、あまり強くはならないのです。
それを支えているのがこのコラーゲン繊維で、この物質はたんぱく質ですから、炭素も含んでます。
また、骨の中には骨を作ったり分解したりする各種の細胞や骨髄という部分には血液を作ったりする細胞や脂肪を蓄える細胞もあったりしますので、骨の中のたんぱく質や脂肪など炭素を含む物質は結構豊富にあります。