フィードの調査によると、同社がターゲットとするシングル層の人口は首都圏で約200万人が存在。そのうち、可処分所得が高い年収層が約60%いるとし、ゆえに120万人以上の物件購入見込み顧客が存在すると同社は分析。実際に同社はコンパクトマンションをシングル層に販売して、2012年の不動産事業参入後安定した売上を上げているという。

 近年は居住者にとっての付加価値を提供するため、テーマ性や品質にこだわった物件を「コンセプトブランディングマンション」として販売。2015年には「Hennessy(ヘネシー)」とのコラボレーションで、ゲストを招いてお酒を楽しめるスペースを備えた物件を開発して“部屋飲み”を提案。こうしたコンセプトブランディングプロジェクトが好評であったことから、今回発表された「FIDO X CARBON プロジェクト」はその第2弾との位置付けとなる。