野田政権は、19日正午の朝鮮中央テレビの「特別放送」まで、総書記死去に関する情報をつかめなかった。野田佳彦首相は特別放送があることを知りながら、街頭演説に出発し、途中で官邸に引き返した。また、警察庁は特別放送があることを山岡賢次国家公安委員長に伝えず、山岡氏が安全保障会議に遅刻するなど、危機管理に課題を残した。