やっぱり一緒に行ってもいいですか?と声をかける坂道。
なんだか胸がざわっとなっちゃって、と笑う坂道を見て、巻島も笑う。
鈍いんだか鋭いんだか……そんな言葉を押し殺して、巻島は坂道とともに山を登り始める!