3記者に共通して、前置きや質問に関係する経緯の説明(黄信号)に約6割を費やした後、約3割を質問(青信号)に充て、言い間違いや不要な言葉(灰色)が約1割ほど混ざってしまう、という構成だ。望月記者に着目すると、黄信号が他記者より8〜11%ほど多いものの、無駄な灰色(色つけなし)はわずか1%なので、質問はむしろ聞き取りやすいと言える。

 結論として、望月記者に対する「質問に事実誤認がある」「自分の意見を延々と述べ続ける」「質問がまとまっておらず、意味がわからない」といった批判はこの日の会見では全く当てはまらない。