日本とロシアの平和条約締結交渉をめぐり、北方領土問題の解決策として取り沙汰される「2島+α(プラスアルファ)」論。歯舞群島と色丹島の返還に加え、残る国後、択捉2島で何らかの譲歩を引き出して条約を結ぶとの議論が、1960年ごろにも日本国内にあったことが、19日公開の外交文書で分かった。(国名、肩書は当時)