いつの時代もそうだけど、こういうデザインで勝負してくるヤマハには"攻め"の姿勢を感じる。オーソドックスなスタイルが確立されている「ネイキッドスポーツ」で、あえて新デザインで勝負してくる。それもモデルごとに闇雲にラッキーパンチを狙うのではなく、『MTシリーズ』としてコンセプトを打ち立ててシリーズ化してくるところが憎い。共通イメージを持たせることで、「あっ、ヤマハだ!」って誰の目にも一目でわかり、それが唯一無二の個性になるっていう狙いだ。