近年訴訟が増えてきた「使用者責任」って何?
使用者責任ですから、当然使用関係があることが要件となります。 使用関係は、通常、雇用、委任その他の契約に基づくものであることが多いですが、事実上仕事をさせているにすぎない場合も含まれます。すなわち、使用者と被用者の間に実質的な指揮・監督関係があればよいと考えられているのです。たとえば、下請人の不法行為についても、下請人と元請人の間に実質的な指揮・監督関係がある場合には、元請人も使用者責任を負うべきとされています。
出典 使用者責任 _ 中小企業の法律相談 _ 近江法律事務所
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近年「使用者責任」に関する訴訟が増えていますが、使用者責任とは一体何を意味している言葉なのでしょうか。その点をチェックしてみました。