長らく王羲之が書聖として称賛され、王羲之風の書が主流となっていましたが、やがてこれに異を唱える者が出てきました。それが顔真卿です。顔真卿は中唐時代(766年~835年)の政治家です。初唐の三大家に顔真卿を加えて、唐の四大家ということもあります。