王羲之は六朝時代(222~589年)の書家です。おそらく書を学ぶ者が誰しも通る道がこの王羲之です。王羲之は書の芸術性を確立させた存在として書聖と称されました。最も優れていると考えられるものは行書で書かれた『蘭亭叙』という作品です。