直腸やS状結腸といった遠位の場合はSASPの方が5-ASAより有効性が高いことが知られており、病状に応じて現在も使われている。

5-ASAとSASPでは潰瘍性大腸炎(UC)に対する有効性の作用が少し異なることが見つけられてきた。ペンタサは小腸で吸収が始まってしまうため、直腸などの遠位までほとんど到達しない。